もじぴったんDS(2007)とWii(2008)|歌入りの曲はどうなった?
タッチペンでひらがなを置いたDS、リビングで遊んだWii。同じ曲でも、遊ぶ場所で聴こえ方が変わりました。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
できたことば ×5- DS版『ことばのパズル もじぴったんDS』は2007年3月15日に発売され、定価は2,940円(税込)、収録は10万語以上でステージは400超
- DS版で歌入りのまま残ったのは「ふたりのもじぴったん」のみで、ほかのBGMはインスト中心だった
- Wii版(WiiWare)は2008年3月25日に配信され、全16曲、13万語超、200ステージ、ネット対戦に対応した
- Wiiデラックスは2008年11月27日発売で、「ふたりのもじぴったん」にfine c'est la mix版が使われた
- ファミ通クロスレビューはDS版が33点、Wiiデラックスが29点
ペンで置く、リモコンで置く
画面にペン先をあてて、ひらがなのブロックをすっと動かす。DS版は、パズルとタッチ操作の相性が抜群でした。続くWii版は、リビングのテレビで、ネット対戦にも対応しています。
この2つの時期に、シリーズは「歌入りの曲はどうするか」という岐路に立っていました。データと音楽の両面から比べてみます。
ペンでも、リモコンでも、ぴったん!
DS版とWii版のデータ
DS版スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2007年3月15日 |
| 発売元 | バンダイナムコゲームス |
| 定価 | 2,940円(税込) |
| 収録 | 10万語以上、ステージ400超 |
| 新要素 | タッチペン操作、「タッチ図鑑+クイズ」 |
| 連動 | GBA版と連動して120問が追加される |
| ファミ通クロスレビュー | 33点(9・8・8・8、ゴールド殿堂入り。Wikipedia の記載による) |
DS版には、ことばを図鑑のように眺めて、クイズにも挑戦できる「タッチ図鑑+クイズ」が加わりました。パズルで出会ったことばを、あとから確かめる楽しみができたわけです。さらに、GBA版と連動すると120問が追加されるので、手持ちのGBAソフトにも出番がありました。
この頃、発売元はナムコからバンダイナムコゲームスへ変わっています。2007年3月の公式発表では、シリーズ通算で約60万枚の販売を記録したと伝えられました。
同じ年の8月上旬には、メガハウスのライセンスで『ことばのカードゲーム もじぴったん』も出ています。
Wii版とWiiデラックス
| 項目 | Wii(WiiWare) | Wiiデラックス |
|---|---|---|
| 日付 | 2008年3月25日 | 2008年11月27日 |
| 特徴・価格 | 13万語超、200ステージ、ネット対戦 | 定価3,800円(税別) |
| ファミ通クロスレビュー | ― | 29点(8・7・7・7) |
Wiiデラックスの点数は、週刊ファミ通1042号の掲載で、ファミ通.comの作品ページで確かめられます。DS版の33点と並べると、評価はやや落ち着いた数字になりました。
歌入りの曲、残ったのはどれ
PSP『大辞典』までは、歌詞付きのBGMが豊富でした。DS版になると、様子が変わります。
| 版 | 歌入りの曲 |
|---|---|
| DS | 「ふたりのもじぴったん」のみ(1コーラス) |
| Wii(WiiWare) | PSP版から引き継いだ歌入り曲、新曲「もじくん日和」、「じゅもんをあげるよ」フル |
DS版では、ほかのBGMがインスト中心になり、歌入りが残ったのは「ふたりのもじぴったん」だけでした。代表曲が、携帯機の画面の向こうでも変わらず歌っていたことになります。
Wii版の16曲
WiiWareの『もじぴったんWii』は、全16曲です。PSP版で歌入りだった曲を中心に、新曲「もじくん日和」が加わりました。「じゅもんをあげるよ」は、フルバージョンが特定の条件でパズルモードに登場するとされています。
デラックス版では、「ふたりのもじぴったん」にfine c'est la mix版が使われました。中田ヤスタカさんがアレンジしたこのバージョンは、PSP『大辞典』のリミックスの一つです。くわしくは リミックスのページ をどうぞ。
2007年から2009年のまわりの動き
DS版が出た2007年は、もじぴったんの周辺が広がった時期でもあります。3月のDS版のあとに、8月上旬にはメガハウスのカードゲームが出ました。ひらがなのカードで対戦する、ことばの遊びです。
さらに2009年2月25日には、DSiウェアとして『もじぴったん しりとり時計』が配信されました。しりとりで遊べて、ことばの意味も表示される内容です。
据え置き機のWii、携帯機のDS、DSiウェアのダウンロードソフトと、遊び方の入口がどんどん増えていった時期でした。それぞれのゲームが、「ことば」を軸にして、少しずつ違う楽しみ方を提案していたことになります。
遊びの中心は変わっていません。盤面のひらがなに、選んだブロックをつなげてことばを作り、一度に複数のことばができる連鎖で高得点を狙う。この手ざわりが、機種をまたいで受け継がれていきました。
画面が変わっても、曲は残った
DS、Wii、そのあとのSwitchまで、機種が変わるたびに、曲の扱いも少しずつ変わっていきました。それでも「ふたりのもじぴったん」だけは、どの時期にも顔を出します。
あなたが最後に遊んだのは、ペンのDSでしたか、それともリモコンのWiiでしたか。その次の世代は アンコール のページへ、ひとつ前は PSP『大辞典』 のページへどうぞ。
よくある質問
もじぴったんDSはいつ発売されましたか?
2007年3月15日です。定価は2,940円(税込)で、10万語以上、400を超えるステージが収録されています。
DS版で歌入りの曲は残っていますか?
「ふたりのもじぴったん」だけが、歌入りで残っています(1コーラス)。ほかのBGMはインスト中心です。
Wii版とWiiデラックスはどう違いますか?
Wii版はWiiWareとして2008年3月25日に配信され、デラックスは同年11月27日に発売されました。デラックスでは「ふたりのもじぴったん」にfine c'est la mix版が使われています。