ナナツ島の大秘宝 GBA とは|基本情報まとめ

2002年11月、麦わらの一味がGBAにやってきた。あの冒険のスペックを、まず一枚に。

なつかしさ ★★★★☆

📜 この記事の要点

  • 『From TV animation ONE PIECE ナナツ島の大秘宝』は、2002年11月15日にバンプレストが発売したゲームボーイアドバンス用のアクションRPGで、定価は4,800円(税別)
  • 開発元はキャビア(cavia)で、型番は AGB-P-A07J、プレイ人数は1人
  • 公式の売りは、原作者・尾田栄一郎デザインのオウム、PACシステム、ギミックコンボとフィジカルコンボの3点
  • 舞台はアラバスタへ向かう途中のナナツ島諸島で、操作できる仲間は6人、ビビとカルーは同行するNPC
  • 日本のみの発売(韓国にハングル版あり)で、欧米版はない

箱の裏のあの感じ

麦わら帽子のロゴ、ルフィたちが並んだパッケージ、そして同梱のオウムのカード。2002年の冬、ジャンプを読んでいた子どもなら、一度は売り場で手に取ったかもしれません。

「どんなゲームだったっけ?」と聞かれたとき、すぐ答えられる人は意外と少ないものです。ここでは当時の公式情報をもとに、基本のデータを整理します。

ルフィ風

サイクロンに飲まれて、気づいたら知らない島だったんだよな!

作品データ

基本スペック

項目 内容
正式タイトル From TV animation ONE PIECE ナナツ島の大秘宝
機種・型番 ゲームボーイアドバンス、AGB-P-A07J
発売日 2002年11月15日
発売元 バンプレスト
開発元 キャビア(cavia)
価格 4,800円(税別)
ジャンル アクションRPG(「A・RPG」表記もある)
プレイ人数 1人
対応周辺機器 アドバンス専用通信ケーブル(オウム情報の交換用)
権利表記 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション BANPRESTO 2002

表記は「ONE PIECE ナナツ島の大秘宝」など、お店や資料によってゆれがあります。開発元については、一覧によって「サイゴン/キャビア」と2社を併記する例もあります。予約特典は、各キャラの小物をあしらったピンバッジ6個セット(先着・数量限定)でした。

公式が打ち出した3つの売り

発売当時のカタログでは、次の3点が前面に出ていました。

  1. テレビアニメ版ONE PIECE初のアクションRPG。 舞台は謎に満ちたナナツ島です。
  2. 16,000種類以上のオウム。 同梱カードのシリアルナンバーで自分だけのオウムが決まります。オウムのデザインは原作者の尾田栄一郎さんです。
  3. アクションのシステム群。 瞬間キャラチェンジの「PACシステム」、マップの仕掛けを戦いに使う「ギミックコンボ」、タイミング入力で発動する「フィジカルコンボ」です。

オウムは持っている情報が個体ごとに違い、通信ケーブルで友達と交換して謎を解く、という設計でした。

何をして遊ぶゲームか

フィールド探索

マップは立体的に描かれ、トラップ、爆弾宝箱、電磁バリア、落石、毒ガスなどの仕掛けが待っています。仲間6人はそれぞれ違う動きができ、L/Rボタンで先頭を切り替えるのがPACシステムです。

  • ルフィは腕を伸ばして対岸へ渡る
  • ゾロは草を刈り、木箱を斬る
  • サンジはブロックを蹴って道を開ける
  • ナミは隠しトラップや宝を察知する
  • ウソップは遠くのスイッチや燭台を狙う
  • チョッパーは小さくなって狭い道を通る

敵はシンボルエンカウントです。任意の場所でのセーブはできませんが、中断セーブはありました。

戦闘

5×5のマス目の上で戦う、シミュレーション風のターン制です。パーティ6人のうち先頭3人が出撃し、素早さ順に「1移動+1行動」をします。攻撃が当たる瞬間にAボタンを押すと、追加ダメージや最大4ヒットの連続攻撃になります。

必殺技はMP(本作では「メンタルポイント=気力」)を使います。攻撃を重ねると「疲労度」がたまり、画面端の顔が険しくなるのも独自の仕組みでした。味方に死亡はなく、HPが0になると待機中の仲間と自動で交代します。

成長・収集

レベルは、ボスを順に倒していけば適正になると言われています。装備はキャラごとに1つで、「シャツ」から「海賊王になれそうなシャツ」のように段階的に強くなります。収集の柱は、サンジの「レシピ」、チョッパーの「調合書」、ウソップの「設計図」の3種です。これらは「情報」を得て初めて宝箱が現れます。情報は全206種とされ、オウムに食材を与えるか、イツ島の情報屋から買って集めました。

ミニゲーム

独立したミニゲームモードはなく、オウムへの餌やりや合い言葉の入力が、付随する遊びにあたります。

原作との関係と関連作

時期は、アラバスタへ向かう途中です。ドラム王国でチョッパーが仲間になった後、という位置づけで、アラバスタまであと数日というところでサイクロンに遭います。操作できるのは6人で、ビビとカルーはNPCとして同行します。バギーとアルビダも、ライバル海賊として何度か立ちはだかります。

電撃オンラインは本作を「GBAのFrom TV animation ONE PIECEシリーズ第1弾」と紹介しました。前後には、GB/GBC『幻のグランドライン冒険記!』(2002年)や、GBA『めざせ! キングオブベリー』(2003年)などが並びます。物語の全体像は ストーリーをもう一度 で、相棒のオウムは オウムのページ で詳しく扱います。

海外版と売上

欧米では未発売で、全編日本語です。韓国ではハングル版があったとされています。売上は、国内累計約17.3万本とする集計サイトがありますが、原データが不明なため参考値です。

説明書より先にオウムの名前

起動してまず悩むのが、オウムの名前とシリアル入力だった、という人は多いはずです。データだけ並べると地味に見えますが、仲間を切り替えて道を開ける楽しさと、オウムに餌をやる妙な愛着が、このゲームの手触りでした。

気になる話題は よくある質問、ゲーム内の言葉は 用語集 からどうぞ。

❓ よくある質問

ナナツ島の大秘宝はいつ発売されたゲームですか?

2002年11月15日に、バンプレストからゲームボーイアドバンス用として発売されました。定価は4,800円(税別)です。

ナナツ島の大秘宝のジャンルは何ですか?

アクションRPGです。フィールドは仲間を切り替えて探索し、戦闘は5×5のマス目で行うターン制という組み合わせです。

ナナツ島の大秘宝に海外版はありますか?

欧米では発売されていません。韓国ではハングル版が出ていたと見られます。

参考にした情報