ブラッディロアシリーズとは|全5作の一覧と基本情報

人間が獣に変わる、あの一瞬の緊張感。1997年のPS初代から2004年の4まで、シリーズ全体の顔ぶれを最初に整理します。

なつかしさ ★★★★☆

この記事の要点

  • 『ブラッディロア』は、人間から動物の姿の「獣人」へ変身して戦う3D対戦格闘ゲームのシリーズで、家庭用はハドソンが発売した
  • 日本の家庭用の発売順は、初代(PS・1997年11月6日)、2(PS・1999年1月28日)、3(PS2・2001年3月1日)、extreme(GC・2002年4月下旬/Xbox・2003年7月17日)、4(PS2・2004年5月27日)
  • 日本向けには「1・2・3・extreme・4」の5作と数えるのが分かりやすい(英語圏では extreme を4作目と数える)
  • 最大の特徴は、獣化ゲージを溜めてボタンひとつで獣人に変身し、攻撃力アップや体力の一部回復などの効果を得る「獣化」
  • 開発はライジング(のちエイティングに吸収)、家庭用の権利は現在コナミが持つとされる

あの変身の瞬間を覚えていますか

体力ゲージの下にある獣化ゲージが、少しずつ光りながら溜まっていく。満タンになったところでボタンを押すと、画面が一瞬ぎらついて、人間だったキャラが獣の姿に変わる。友達の家のテレビの前で、「来るぞ、来るぞ」と身構えた人も多いのではないでしょうか。

ユーゴ風

ここぞというタイミングで変身だ。早すぎても、遅すぎてもだめなんだよな。

『ブラッディロア』は、そんな「人から獣へ」の切り替えを中心に据えた対戦格闘ゲームのシリーズです。このサイトでは、初代から4までの全5作を、当時遊んだ人の記憶合わせにも、初めて知る人の入門にも使えるようにまとめています。まずはシリーズの全体像から見ていきましょう。

シリーズ全5作を発売順に

日本の家庭用での発売順にならべると、次のとおりです。アーケード版が先に出た作品もありますが、ここでは家庭用の日付を中心にしています。

作品 家庭用の機種 日本での発売日
初代 ブラッディロア PlayStation 1997年11月6日
ブラッディロア2 PlayStation 1999年1月28日
ブラッディロア3 PlayStation 2 2001年3月1日
ブラッディロア extreme ゲームキューブ/Xbox 2002年4月下旬/2003年7月17日
ブラッディロア4 PlayStation 2 2004年5月27日

extreme のゲームキューブ版は、任天堂の旧ページとハドソンの旧ページで発売日が2日ずれています。そのため、このサイトでは「2002年4月下旬」と書いています。また、4は海外のほうが先に出ていて、北米では2003年11月の発売でした。日本では半年ほど遅れて登場したことになります。

作品ごとの詳しい情報は 作品別ガイド にまとめました。

💡

シリーズの数え方は2通りあります。公式ロゴでは extreme は番外扱いで、英語圏では extreme を4作目、4を5作目と数えます。日本のファンの間では「1・2・3・extreme・4」と並べるのが分かりやすいので、このサイトもそれに合わせます。

獣人に変身して戦う、という発想

シリーズ共通の核は「獣化」です。獣化ゲージを溜めてBボタンで人間から獣人へ変身すると、攻撃力と防御力が上がり、受けたダメージの一部を回復し、空中コンボも狙えるようになります。一方で、獣人でいる間はダメージを受けるたびに獣化ゲージが減り、尽きると人間に戻ります。

つまり、強くなれる時間は有限で、「いつ変身するか」「どう長持ちさせるか」が駆け引きになります。この仕組みは作品を重ねるたびに少しずつ形を変えました。

  • 2 では、獣人のときだけ撃てる必殺技「ビーストドライブ」が加わりました
  • 3 では、さらに強い「超獣化(ハイパービースト)」が登場しました
  • extreme では体力と引き換えにいつでも超獣化できるようになり、4 では獣化ゲージと体力の関係が組み替えられました

仕組みの詳しい話は 獣化・ハイパービーストの仕組み で扱います。

作った人たちと権利のゆくえ

開発はライジングで、のちにエイティングへ吸収されました。3 の発売直前にこの合併が行われたため、3 以降の開発クレジットはエイティングのみになっています。ディレクター兼原案は福家健二さんで、シリーズを通して関わったとされます。

家庭用の移植と発売は一貫してハドソンです。初代はハドソンにとってPlayStation参入の第1弾、3 はPS2参入の第1弾にあたります。その後、ハドソンは2012年にコナミに吸収合併され、現在の権利はコナミが持つと言われています。

また、シリーズには漫画『ブラッディロア ザ・ファング』という別筋の作品もあります。ゲーム本編とは設定がほとんど別ですが、主人公のファングが extreme にゲスト参戦しました。

読み進めるなら、ここから

物語から入るなら シリーズのあらすじ、言葉の意味を引きたいなら 用語集、顔ぶれを見るなら キャラクター一覧 へどうぞ。気になる点が一つだけあるなら よくある質問 が早いかもしれません。

あの友達とまたやりたい

シリーズを通して語られがちなのは、一人で進めるよりも、誰かとの対戦で盛り上がった記憶です。ラウンドの合間に「今の変身、早かった」と笑い合ったあの感じ。そんな時間を思い出すきっかけに、このページが役立てばうれしいです。

よくある質問

ブラッディロアシリーズは全部で何作ありますか?

日本向けの数え方では、初代、2、3、extreme、4の5作です。初代と2と3はアーケードにも先に登場しており、家庭用はPS、PS2、ゲームキューブ、Xboxで出ました。

ブラッディロアはどんなゲームですか?

人間が動物の姿の獣人に変身して戦う3D対戦格闘ゲームです。獣化ゲージを溜めて変身すると攻撃力と防御力が上がり、受けたダメージの一部を回復できます。

ブラッディロアはどこが開発したのですか?

開発はライジングで、のちにエイティングに吸収されました。家庭用の移植と発売はハドソンが担当し、現在の権利はコナミが持つとされます。

参考にした情報