代表曲

わーずわーずの魔法|ピコピコ音から始まるもじぴったんの曲

ファミコンのような電子音で始まって、気づくとロックになっている。あの落差を思い出します。

なつかしさ ★★★★☆

この記事の要点

できたことば ×5
  • 「わーずわーずの魔法」は、ファミコン風の電子音で始まり、ロックに転じて英語の男声ボーカルが入る曲
  • 2003年のサントラでは5曲目(2:13)、歌のクレジットは「神前 暁」の名義で表記されている
  • PSP『大辞典』ではハヤシベトモノリが「easter egg mix」を手がけた
  • 「わーずわーず」は、本作の原型ゲームの仮題だったとされる
  • PS2・PSP の歌入りの曲は、Wii 版にも引き継がれた

電子音のイントロで、あの画面が戻る

ピコピコ。ファミコンの音のようなイントロが鳴った瞬間に、身構えた人はいませんか。そのあと、ぐんと景色が変わるのが「わーずわーずの魔法」です。

もじくん風

ことばの魔法、かけちゃうよ!

派手なタイトルではないのに、サントラを開くと「あ、これだ」と手が止まる。そんな存在感のある曲です。

どんな曲か

曲調を紹介した記事では、ファミコン風の電子音で始まり、ロックに転じて、英語の男声ボーカルが入ると説明されています。「ピコピコからロックへ」という落差が、この曲の持ち味です。

項目 内容
2003年CD 「おりじなるさうんどとらっく」5曲目(2:13)
クレジット 神前 暁(名義表記)
大辞典での版 easter egg mix(2:00・13曲目)
リミックス ハヤシベトモノリ

2003年のサントラでは、すぐ隣の6曲目が「Piacevole!」です。同じ神前暁名義の2曲が並んでいる、という点が、聴き比べの楽しみにもなっています。

「わーずわーず」という名前の由来

曲名の「わーずわーず」は、英語の Words(言葉)を重ねた響きです。ことばのパズルというゲームのテーマに、ぴったり沿った名前だと思いませんか。

Wikipedia には、「わーずわーず」は、後藤裕之が作った本作の原型となるゲームの仮題だったとする記述があります。個別の出典は示されていないので、「そう言われている」という話として楽しむのがよさそうです。

ゲームの原型の名前が曲名になっていたのだとすれば、曲そのものがシリーズの出発点を今に伝えている、と見ることもできます。

ハヤシベトモノリの easter egg mix

2004年12月の PSP『大辞典』では、この曲もリミックスされました。担当したのは、ハヤシベトモノリ。1997年に結成した Plus-Tech Squeeze Box で活動している人です。GAME Watch の2004年の記事では、1st アルバム『FAKEVOX』(2000年)、2nd アルバム『カートゥーム』(2004年6月)が紹介されています。

この「easter egg mix」は、2025年12月3日に配信された『大辞典』のサントラでは13曲目、長さは2分0秒です。原曲より短くなっていて、ぎゅっとまとまった印象があります。

PSP 版の収録は全25曲で、そのうち5曲が前作の曲のリミックスでした。残りの2曲は、はっきりしていません。リミックス全体の話は 『大辞典』のリミックス にあります。

曲名の響きを味わう

「魔法」という言葉も、この曲の印象を決めています。ことばを並べ替えて、ぴったりはまる瞬間は、まさに小さな魔法のようでした。曲名とゲームの手触りが重なる、と感じた人もいるでしょう。

作品をまたいで引き継がれた曲

Wii 版(2008年)は全16曲で、PS2 や PSP の歌入りの曲を引き継いでいます。曲名ごとの対応は、資料によって書き方が分かれます。この曲もシリーズの代表曲として、Wikipedia の紹介に名前が挙がっています。

音楽の特徴のページ では、電子音の使い方をはじめ、全体のサウンドの方向性をまとめています。

サントラの流れの中で聴く

2003年のサントラは、「おーぷにんぐ」「とっぷめにゅー」「すてーじせれくと」「はじめてのぴったん」と、ゲームの進行に沿った並びです。「はじめてのぴったん」は約5分27秒と、全体で最も長い曲です。その長い曲のすぐあとに、この曲が来ます。

長い曲のあとに2分13秒のこの曲が来るので、テンポの切り替わりをはっきり感じられます。配信で曲順どおりに聴くと、ゲームのテンポがそのまま体に戻ってくるでしょう。

ピコピコの落差に驚いたあなたへ

イントロで構えたよね

ゲームセンターで、あるいはリビングのテレビの前で、最初にこの曲を聴いたときの感想を思い出せるでしょうか。「かわいい曲だな」と思ったら、突然ロックで驚いた人もいたかもしれません。

パズルの最中にずっと流れていたら、集中が途切れる人もいれば、むしろ気分が乗る人もいたでしょう。ステージの雰囲気と一緒に、この曲を記憶している人も多いのではないでしょうか。

いま改めて聴くと、ピコピコ音のかわいさと、ロックの勢いの両方が、はっきり耳に入ってきます。サントラの配信が始まったので、通勤の途中にも聴けるようになりました。原曲と easter egg mix を続けて聴けば、アレンジでこんなに印象が変わるのか、と驚くはずです。次は ふたりのもじぴったん とも、聴き比べてみてください。

よくある質問

わーずわーずの魔法はどんな曲ですか?

ファミコンのようなピコピコした電子音で始まり、ロックに転じて英語の男声ボーカルが入る曲です。この落差が持ち味と紹介されています。

わーずわーずの魔法のリミックスは誰が作りましたか?

PSP『大辞典』で、Plus-Tech Squeeze Box のハヤシベトモノリが「easter egg mix」を手がけました。

わーずわーずとは何の意味ですか?

英語の words(言葉)にちなむとされ、後藤裕之が作った本作の原型ゲームの仮題だったと伝えられています。

参考にした情報