アニメ版と原作の違い|鼻血が涙に変わった平ユミ子
同じハニ太郎でも、本とテレビでは違うところがある。わかっている違いをまとめます。
このページの要点
- ハニ太郎、よしお、ミキの基本設定は、原作とアニメで同じとされている
- 平ユミ子は、原作では感動すると鼻血が噴き出す設定だが、アニメでは人が流されるほどの涙に変更された
- 原作は全14巻、アニメは5分のミニアニメ全70話で、形式がまったく違う
- 原作では、巻によって登場人物の初期設定が変わる例もある
本で読んだ人と、テレビで見た人
ハニ太郎は、本で読んだ人とテレビで見た人が、少しずれた記憶を持っているかもしれません。本だと思っていたら、実はテレビだった、という場面もあるのでは。
わたしの扱いだけ、ずいぶん変わったのよ
わかっている範囲で、原作とアニメの違いを並べます。
同じところ
ハニ太郎、吉田よしお、平山ミキの基本設定は共通とされています。
- カレーの容器をこすると、ハニ太郎が現れる
- 召し使いにするつもりだったよしおが、逆に使われる立場になる
あらすじのページで紹介した導入は、この共通部分にあたります。
違うところ
はっきりわかっている違いは、平ユミ子の設定です。
| 項目 | 原作 | アニメ版 |
|---|---|---|
| 平ユミ子 | 感動すると鼻血が噴き出す「鼻血女」 | 人が流されるほどの大量の涙 |
なぜ変えられたのかは、資料には書かれていません。
形式の違いも大きいです。
| 項目 | 原作 | アニメ版 |
|---|---|---|
| 形 | 全14巻の漫画(1995〜1999年) | 1話約5分、全70話(1997〜1998年) |
| 媒体 | ポプラ社の文庫 | テレビ朝日系のニュース番組内 |
| 声 | なし | 西森瑞絵(ハニ太郎)ほか |
アニメの声は声優・スタッフのページで紹介しています。
原作の中でも設定は変わる
実は原作でも、単行本ごとに登場人物の初期設定が変わる例があります。
- ファミリーストアの店員は、初期設定の26歳から30歳に
- 近所のおばさんの名字は、初期設定の「小池」から「工藤」に
また、よしおたちのクラスや、ゴロー先生の担任クラスの表記は、資料によって分かれます。シリーズが長く続くうちに、細かい設定が動いていったようです。
本の刊行とアニメ放送の重なり
時期を並べると、原作の本とアニメの関係が見えてきます。
- 1997年8月: 第8巻「カレー味ハニ太郎です。」刊行(放送開始の少し前)
- 1997年秋: アニメの放送開始(開始日は資料によって分かれます)
- 1997年12月: 第9巻「いらっしゃいませ・ハニ太郎です。」刊行(放送期間中)
- 1998年1月: アニメの放送終了
- 1998年4月〜1999年7月: 第10〜14巻が刊行される
アニメが終わった後も、本はさらに5冊出ています。テレビで知ってから、本屋や図書室で続きを探した人もいたかもしれません。
どっちで知ったか問題
「ハニ太郎は本で知った」と「テレビで知った」では、思い出す場面がまるで違います。本で何度も読み返した人は、ページの絵が浮かぶはず。テレビで見た人は、夕方の5分間でしょう。
どちらにも通じるのは、振り回されるよしおと、偉そうな埴輪の組み合わせです。全巻の題名は全14巻ガイドで確かめてみてください。
よくある質問
ハニ太郎です。のアニメと原作で違うところはありますか?
平ユミ子の設定が変わっています。原作では感動すると鼻血が出るキャラクターですが、アニメでは大量の涙に変更されました。
ハニ太郎です。のアニメは原作と同じ話ですか?
基本設定は共通とされていますが、原作とアニメの各話がどう対応しているかは、資料からは分かりません。
原作とアニメ、どちらが先ですか?
原作の第1巻が1995年2月、アニメが1997年秋から1998年1月です。原作が先に出ています。