ハニ太郎です。のあらすじ|カレーの容器から出てきた埴輪

宿題をやらせたい一心で、よしおはカレーの容器をこすった。そこから、あの騒動が始まる。

このページの要点

  • 夏休み最後の日、宿題が終わらない小学5年生のよしおが、カレーの容器をこすって埴輪のハニ太郎を呼び出す
  • ハニ太郎は願いをかなえるどころか、わがままな超能力でよしおを振り回す
  • 主従が逆転する関係が土台で、舞台は小学校と家庭、作風はギャグ・ブラックコメディ
  • ハニ太郎はハニタリン王国から家出してきた埴輪という設定

夏休みの終わりに、ランプをこすった

「あと2日で夏休みが終わるのに、宿題がひとつもできていない」。そんな絶体絶命の日に、テレビで「アラジンと魔法のランプ」を見たら、誰だってこう考えます。召し使いに宿題をやらせたい、と。

よしお風

ランプなら、押し入れにあった気がする……

よしおが押し入れで見つけたのは、レストランでカレーを入れるあの容器でした。それを魔法のランプだと信じて、こすり始めます。

あらすじ(ネタバレなし)

主人公は小学5年生の吉田よしお。こすったカレーの容器から現れたのは、埴輪のハニ太郎でした。ところが、ハニ太郎は願いをかなえてくれる魔人ではありません。わがままで自分勝手な超能力で、逆によしおを振り回し始めます。

召し使いにするつもりが、こき使われる側になる。この主従逆転が、物語の土台です。そこから、ハニ太郎が周りの人たちを巻き込む騒動が次々に起こります。

ここで紹介した出だしは、テレビアニメ版の公式ストーリーにも載っている導入です。原作漫画も同じ設定だと紹介されていますが、細かな展開は版によって違うかもしれません。巻ごとの話は全14巻ガイドから探してみてください。

本とテレビ、ふたつのハニ太郎

物語は、本では1995年2月の第1巻から、全14巻にわたって続きました。テレビでは1997年秋から、1話約5分で全70話が放送されています。同じ出だしを持ちながら、本とテレビで描き方が少し違うところもあります。その違いはアニメ版と原作の違いで整理しています。

設定と作風

舞台は小学校と家庭です。ハニ太郎は、ハニタリン王国から家出してきた埴輪だと説明されます。

作風は、勧善懲悪系のギャグ、あるいはブラックコメディと紹介されることが多いです。かわいらしい絵柄の児童書でありながら、よしおの受難はなかなか容赦がありません。

物語を見る視点は二通りあります。

  • ハニ太郎から見れば、怠けがちでわがままなよしおに降りかかる、奇妙な日常の因果応報
  • よしおから見れば、ハニ太郎が引き起こす未曾有の危機と、少年の尊い犠牲

第14巻が「人類滅亡までハニ太郎です。」という題名なのも、この大げさな見方と響き合っています。

⚠ 最終話のタイトルを見る

テレビアニメ版の最終話(第70話)のタイトルは「消えたハニ太郎」です。中身は紹介できませんが、気になる人はぜひ各話タイトル一覧を。

カレーの容器をこすった子、いますよね

アラジンのランプに憧れて、家にあった妙なものをこすってみた。そんな経験がある人も多いのでは。もちろん、出てきたのは埴輪ではなかったはずですが。

よしおのように、頼んでもいない相手に振り回される話は、読んでいて笑えて、ちょっと身につまされもします。宿題を後回しにしがちな子ほど、よしおを他人事と思えなかったかもしれません。

よくある質問

ハニ太郎です。のあらすじを簡単に教えてください。

宿題が終わらない小学5年生のよしおが、カレーの容器を魔法のランプのようにこすると、埴輪のハニ太郎が現れます。ハニ太郎は超能力でよしおを振り回し、周囲を巻き込む騒動を起こします。

ハニ太郎はどこから来たのですか?

ハニタリン王国から家出してきた、という設定です。

ハニ太郎です。は怖い話ですか?

いいえ。学校の怪談シリーズの文庫に入っていますが、中身は笑いを中心にしたギャグ漫画です。

参考にした情報