全50話 6/8 日曜 2003.8.31〜
ギリシャ・エジプト編 第30〜34話
白い島と、砂漠のピラミッド。夏の終わりの日曜の朝、物語が静かに、しかし大きく動いた5週間です。
なつかしさ ★★★★★
この旅の要点
- ギリシャ編は第30〜31話、エジプト編は第32〜34話で、2003年8月31日から9月28日まで放送された
- 第31話はピエロのアーベルの過去が語られる回で、DVDではエンドカードが権利の関係で差し替えられた
- 第33話ではナージャが誘拐され、ピラミッドの中を進む冒険の回になる
- 第34話「さよならダンデライオン一座」は、一座との別れをめぐって切ない空気になる
白い島とピラミッドのあいだで
夏の暑さが少し落ち着いた8月の終わり、画面に青い海と白い島が映りました。ギリシャ編とエジプト編は合わせて5話と短めですが、物語の流れがぐっと濃くなる章です。
遠くまで来たのね。でも、お母さんにはまだ会えない
このページでは、ギリシャ編とエジプト編をひとまとめにしています。舞台はミコノス島、そしてナイルとピラミッド周辺です。
第30〜34話の放送日とサブタイトル
| 話数 | サブタイトル | 初放送日 |
|---|---|---|
| 第30話 | 泥まみれの白バラ | 2003年8月31日 |
| 第31話 | 泣かないピエロ | 9月7日 |
| 第32話 | ナイルの果て・指輪の秘密 | 9月14日 |
| 第33話 | ピラミッドに消えたブローチ | 9月21日 |
| 第34話 | さよならダンデライオン一座 | 9月28日 |
放送日は日本語版Wikipediaによります。
脚本・演出は、第30話がルージュ・ドゥ・ルーン・山吉康夫、第31話がK・Y・グリーン・中尾幸彦(演出は葛西治も)、第32話が影山由美・岡佳広、第33話が成田良美・長峯達也です。
ミコノス島、アーベルの過去、ナイル川
第30話 ミコノス島の白バラ
ナージャは、ミコノス島でメリーアンとフランシスに会います。一方で、団長のゲオルグには外出を禁じられてしまいます。サブタイトルの「白バラ」は、白い服を着た青年として描かれるフランシスの呼び名と結びついています。
第31話 泣かないピエロ
ピエロ役のアーベルの過去が語られる回です。アーベルは初老の人物で、言語に詳しく、母の日記の翻訳役でもあります。元医者で、村のために薬を盗んで投獄され、病気の息子シュテファンを置き去りにしていた過去があります。
この回は、DVD化にあたり、エンドカードが権利関係の都合で差し替えられた話数としても知られます。
第32話 ナイルの果て
エジプト編の幕開けです。ナージャの旅は、ナイル川の周辺へと向かいます。ブローチに隠された指輪の秘密が、物語を大きく進めます。
第33話 ピラミッドの内部
ナージャはロッソとビアンコに誘拐されます。ピラミッドの中を進み、最後にはブローチを奪われて、砂漠に縛られたまま置き去りにされるという緊迫した回です。
第34話 一座との別れ
サブタイトルは「さよならダンデライオン一座」。ナージャは、一座が解散すると思い込み、一座を離れます。ただ、実際には解散ではありませんでした。この「思い込み」が何を引き起こすのかは、本編でお確かめください。
声で見るギリシャ編・エジプト編
第31話で語られる、アーベルの息子シュテファンは川上とも子が演じました。アーベルは山崎たくみ、ロッソとビアンコは乃村健次と小嶋一成です。ミコノス島で会うメリーアンは岬風右子、フランシスは斎賀みつきです。
この5話は、一座の過去と、ナージャを取り巻く謎が同時に進みます。団員の背景と旅の核心が交差するので、1話ずつ丁寧に見るほど発見のある編です。
再視聴のときの楽しみ方
ギリシャ編からエジプト編にかけては、サブタイトルがそのまま見どころの案内になっています。「白バラ」「ピエロ」「指輪」「ブローチ」「一座」と、ひとつずつ言葉をたどるだけで、5週間の流れが思い浮かびます。
- 第30話:島の風景と、サブタイトルの対比
- 第31話:アーベルの優しさの理由
- 第33話:ピラミッド内部の緊張感
- 第34話:サブタイトルの意味と、一座の絆
指輪の秘密と、フランシスの償い
⚠ 第30話・第32話の大きな展開を開く
ギリシャ編では、フランシスがキースの存在を明かします。孤児院を潰してしまった自分の寄付、つまり「善意の結果」を償おうと、孤児院の跡にレンガを積み続ける姿が描かれます。
第32話では、ブローチの中に隠された指輪の紋章から、ナージャがプレミンジャー家とつながっていることが分かります。第33話のブローチ盗難は、この秘密をめぐる動きの中で起こります。出生の秘密がここで大きく動きますが、公爵家との関係はまだ入り口です。
砂漠に置き去りは衝撃 第33話の結末は、子どものころに見て、ずっと忘れられなかったという人もいるでしょう。第34話の「さよなら」というサブタイトルにも、どきりとした人は多いはずです。
- 第30話:白い島の景色と、重いテーマのコントラスト
- 第31話:普段は笑わせるピエロの、涙の過去
- 第33話:ピラミッドの内部は、冒険ものの空気が濃かった
- 第34話:一座の絆が試される回
アーベルをはじめ、一座の面々はダンデライオン一座のページで紹介しています。ここから物語は最後の舞台へ向かいます。続きはオーストリア編でどうぞ。
なつかしさ ★★★★★
よくある質問
明日のナージャのギリシャ編とエジプト編は第何話ですか?
ギリシャ編は第30〜31話、エジプト編は第32〜34話です。2003年8月31日から9月28日にかけて放送されました。
明日のナージャでピラミッドが出てくるのは何話ですか?
第33話「ピラミッドに消えたブローチ」で、2003年9月21日に放送されました。ナージャがピラミッドの内部を進みます。
明日のナージャでアーベルの過去が描かれるのは何話ですか?
第31話「泣かないピエロ」です。ダンデライオン一座のピエロ、アーベルの過去の出来事が語られます。