全50話 5/8 日曜 2003.7.13〜

スペイン編 第23〜29話

夏の日曜の朝、情熱の国で踊りました。幽霊船、フラメンコ、グラナダの夜。スペイン編の7週間を思い出します。

なつかしさ ★★★★★

この旅の要点

  • スペイン編は第23話(2003年7月13日)から第29話(8月24日)までの7話で、舞台はグラナダとバルセロナ
  • 第24話では、ナージャがフラメンコを教える手伝いをするなど、踊りの場面が多い
  • 第26話「フランシスの向こう側」と第28話「危険なプリンセス」が、物語全体の転機になる回
  • 登場する闘牛士ホセの役は大塚明夫が演じ、劇中ではクラシックの名曲も使われる

夏休みの朝、地中海から

7月の日曜日、夏休みが始まって、少し朝寝坊をした人もいたかもしれません。テレビをつけると、地中海の海賊に襲われる一座、情熱のフラメンコ、闘牛場の砂ぼこり。スペイン編は、画面がいちばん熱かった章です。

ナージャ風

足を踏み鳴らすと、胸の中まで熱くなるの

踊り子のナージャが、各地で踊りを覚えていく様子は作品の大きな魅力です。スペイン編では、フラメンコを身につけていきます。

第23〜29話の放送日とサブタイトル

話数 サブタイトル 初放送日
第23話 恐怖! 地中海の幽霊船 2003年7月13日
第24話 オーレ! 太陽の闘牛士とフラメンコ 7月20日
第25話 帰ってきた裏切りの美女 7月27日
第26話 フランシスの向こう側 8月3日
第27話 空飛ぶケンノスケ 8月10日
第28話 危険なプリンセス 8月17日
第29話 すばらしき人生! 光と影を見た男 8月24日

放送日は日本語版Wikipediaによります。

脚本・演出は、第23話がルージュ・ドゥ・ルーン・山吉康夫、第24話が成田良美・五十嵐卓哉、第26話がルージュ・ドゥ・ルーン・細田守、第27話がK・Y・グリーン・長峯達也、第28話が影山由美・岩井隆央、第29話が成田良美・矢部秋則です。

フラメンコと闘牛士の7週間

第23話 幽霊船と海賊

バルセロナの近海で、一座は海賊に襲われます。「幽霊船」というサブタイトルとの関係は、本編でお確かめください。スペイン編の幕開けを、ホラー風味で飾る回です。

第24〜25話 ホセとカルメンの物語

ナージャは、アンセルマにフラメンコを教える手伝いをします。闘牛士のホセは多忙で、ナージャになかなか構えません。ホセを演じるのは大塚明夫で、登場するときには、クラシックのスペイン舞曲第5番が流れます。

第25話では、カルメンとホセが再会します。サブタイトルの「裏切りの美女」は、このカルメンのことでしょう。名前の組み合わせから、歌劇『カルメン』を思い出す人もいそうです。

第27話 ケンノスケの過去

居合い抜きの少年・ケンノスケが、自分の過去を語ります。生き別れの妹を迎えに行くという夢を持ち、ナージャに憧れている少年です。この回で、ナージャと少し距離が縮まります。

第29話 光と影を見た男

ホセがカルメンとの婚約を解消します。スペイン編の物語は、闘牛士の人生の選択を描いて幕を閉じます。

スペイン編の顔ぶれと声

アンセルマは火野カチコ、闘牛士ホセ・ロドリゲスは大塚明夫、カルメンは深見梨加が演じました。ホセの助手は近藤隆と金光宣明です。フェルナンド・ゴンザレスは高橋直純でした。

スペイン編は、フラメンコ、闘牛、海賊船と、画面に出てくるものが華やかな分、出てくる人物の声にも力強さが求められた編です。

声優陣の顔ぶれが、いかにもスペインの熱い空気に合っていた、と感じる人も多いのではないでしょうか。特に闘牛士ホセは、登場時のクラシック音楽とあわせて、強い印象を残す人物です。

物語が動いたスペインの空気

第26話「フランシスの向こう側」と第28話「危険なプリンセス」は、物語全体の転機になる回です。この2本の大きな展開は、折りたたみの中に入れました。

⚠ 第26話・第28話の展開を開く

第26話は、グラナダが舞台です。ナージャは、自分を助けてくれたのがフランシスではなく、キースだと知ります。黒バラの仮面をつけたキースを目撃する場面もあります。それまでの「フランシスが二人いるような感覚」の正体がここで見え始めます。この編では、グラナダでキースとデートする場面があり、母の形見の万華鏡を渡される場面も語られています。

第28話では、ローズマリーが舞台に再び現れます。ナージャはゴンザレス邸を探ります。ニコニコ大百科によると、この回でローズマリーが悪役らしさを強めていくといいます。屋根裏部屋で「私は プリンセス ローズマリー」と夢想する場面は、強い印象を残しました。

ここで空気が変わった 第26話あたりから、毎週の日曜の朝が少しだけ重くなりました。スペイン編の前半は旅の楽しさ、後半は物語の影、という二層になっているのがこの編の面白さです。

  • 闘牛士とフラメンコの回は、画面のにぎやかさが夏にぴったりだった
  • 第27話のケンノスケは、普段の暴走ぶりとは違う顔を見せる
  • 第28話のタイトルにある「プリンセス」が、誰のことなのか考えながら見ると面白い

ローズマリーという人物については、ローズマリーのページをどうぞ。次はギリシャ編・エジプト編へ進みましょう。

なつかしさ ★★★★★

よくある質問

明日のナージャのスペイン編は第何話ですか?

第23話「恐怖! 地中海の幽霊船」から第29話「すばらしき人生! 光と影を見た男」までの7話です。2003年7月13日から8月24日に放送されました。

明日のナージャのスペイン編の舞台はどこですか?

グラナダとバルセロナです。フラメンコ、闘牛士、地中海の海賊船といった、スペインらしい要素が揃っています。

明日のナージャのスペイン編でホセの声を演じたのは誰ですか?

大塚明夫です。ホセ・ロドリゲスの登場場面では、スペイン舞曲第5番が使われています。

参考にした情報