三蔵一行 2/4

三蔵法師(深津絵里)|西遊記2006の泣き虫で頑固な旅の主

弟子たちに頼りなく見られながら、いちばん強く信頼される。深津絵里が演じた三蔵法師を振り返ります。

なつかしさ ★★★★☆

この巻の要点

  • 三蔵法師は深津絵里が演じ、世を救うために天竺へ取経の旅に出る。幼名はショウイ
  • 高貴で頑固だが泣き虫で臆病。弟子には頼りなく見られつつ、厚い信頼を得ている
  • 衣装は1978年版の夏目雅子に寄せたデザイン
  • 母を混世魔王に殺された過去があり、物語の縦軸になっている
  • 深津絵里と香取慎吾は、1996年の『透明人間』以来の共演

三蔵の涙を思い出す

すぐ泣くし、怖がるし、でも一歩も引かない。そんな三蔵法師の顔を覚えている人は多いはずです。

三蔵風

天竺まで、私は行きます

このページでは、深津絵里が演じた三蔵の人物像と、物語での役割を整理します。

役柄の設定

三蔵は、世を救うために天竺へ取経の旅に出ます。幼名はショウイです。高貴で頑固な一方、泣き虫で臆病。弟子たちからは頼りなく見られながら、厚い信頼を得ています。

旅の一行のなかで、三蔵は封印されていた悟空を解放した人です。悟浄、八戒を加えた3人の弟子とともに、旅は馬を使わず徒歩で続きます。

衣装と、三蔵を女優が演じる流れ

三蔵を女優が演じる流れは、1978年の日本テレビ版で夏目雅子が演じたことから続いています。2006年版の衣装も、夏目版に寄せたデザインです。

深津絵里と、悟空役の香取慎吾は、1996年の日本テレビ『透明人間』以来の共演でした。深津絵里と猪八戒役の伊藤淳史は、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3』『THE FINAL』でも共演しています。

母をめぐる縦の筋

三蔵の過去には、母を混世魔王に殺されたという出来事があります。第3巻のサブタイトルには「母」の文字があり、三蔵が母・恵泉の夢にうなされる、と紹介されています。ただし、この回で母がどう描かれるかは資料によって紹介の仕方が分かれます。

第9巻(花の国)で、三蔵の母を殺した張本人が混世魔王だと明かされます。母を奪われて妖怪を憎む三蔵に、悟空が憎んでもいいと寄り添う場面があり、二人の関係を象徴する場面として語られます。

三蔵の見せ場

  • 第8巻:歴史改変で、三蔵が一度だけ強気な性格になる場面がある(Wikipedia の人物解説。この回かは資料によって分かれる)
  • 第10巻:美女・玉英と出会ったあと姿を消し、滅法国の宮殿で見つかる
  • 最終巻:妖怪は天竺に入れないと知りつつ、仲間の思いに心を動かされる

最終巻では、悟空らが三蔵を天竺まで送り届ける道を選びます。三蔵は、この旅が皆のためになるのかを案じています。最終巻の結末は最終巻のページの折りたたみに収めました。

旅の仲間との関係

三蔵は3人の弟子に囲まれています。悟空は荒っぽく、悟浄はクールでキザ、八戒は食いしん坊で心優しい人物です。師匠の三蔵は、その誰からも頼りなく見られながら、誰からも慕われています。

日本テレビ版の『西遊記』(1978年、1979〜80年『II』、1993年スペシャル)や1994年の唐沢寿明版を含め、西遊記は何度もドラマ化されてきました。本作は連続ドラマとしては3作目、単発を含めると4作目にあたります。

劇場版(2007年)では、偽者一行の偽三蔵を倖田來未が演じる、という配役が公表されています。

泣き虫で頑固な三蔵の師匠ぶり

泣き虫で頑固 泣き虫なのに、いちばん頑固。

  • 弟子に甘えられたり心配されたりする、不思議な「師匠」ぶり
  • 夏目雅子版を思わせる衣装
  • 悟空が三蔵のために怒る場面

悟空については孫悟空のページ、物語の流れはあらすじのページもあわせてどうぞ。

なつかしさ ★★★★☆

よくある質問

西遊記2006の三蔵法師を演じたのは誰ですか?

深津絵里です。三蔵を女優が演じる流れは、1978年版の夏目雅子から続いており、衣装も夏目版に寄せられています。

西遊記2006の三蔵の過去は?

母を混世魔王に殺された過去があります。母をめぐる話は第3巻から出てきて、第9巻で大きく進みます。

西遊記2006の三蔵はどんな性格ですか?

高貴で頑固ですが、泣き虫で臆病です。弟子には頼りなく見られつつ、厚い信頼を得ています。

参考にした情報