西遊記2006 あらすじ|天竺への旅と最終回まで

泣き虫の三蔵と、妖怪の弟子たち。1話ごとに国が変わる、あの旅の道筋をたどります。

なつかしさ ★★★★★

この巻の要点

  • 乱れた世に泰平をもたらす経典を求め、三蔵法師が天竺を目指す旅を、妖怪の弟子3人とともに描いた1話完結の冒険ドラマ
  • 舞台は毎回「火の国」「温泉の国」「砂の国」など〇〇の国で、サブタイトルの末尾がその回の行き先になっている
  • 縦の筋として、三蔵の母の死と混世魔王、凛凛の正体が回を追って明かされていく
  • 悟空たちは馬を使わず徒歩で旅をし、この点が終盤の見せ場につながる

「〇〇の国」に着くと始まる

町に着くと、そこには必ず困りごとがあって、たいてい裏に妖怪がいる。悟空が前髪を逆立てて怒り、決め台詞で名乗りを上げ、最後は老子が妖怪を連れていく。毎週そんな流れを楽しみにしていた人は多いでしょう。

八戒風

お腹すいたぁ……次の国のごはんは何かなぁ

物語の大筋

乱れた世に泰平をもたらす経典を求めて、泣き虫で臆病だけれど芯の強い三蔵法師(深津絵里)が天竺を目指します。供をするのは、妖怪の弟子3人です。

  • 孫悟空(香取慎吾):500年、花果山に封じられていた石猿。三蔵に解放されて旅に加わる
  • 沙悟浄(内村光良):元は混世魔王の配下。罪を償うために旅をする
  • 猪八戒(伊藤淳史):食いしん坊で心優しい。猪の一族を代表して旅に出た

旅先では盗賊の凛凛(水川あさみ)が現れ、天上界の役人・老子(大倉孝二)が見守ります。原作と違い、弟子の順は悟浄、八戒、悟空の順で、白馬の玉龍も出てきません。四人とも徒歩の旅です。

旅の流れ:各国で起きたこと

各巻は「〇〇の国」が舞台でした。確認できた範囲で、行き先を並べます。

巻 舞台 ひとこと
第1巻 火の国 三蔵が旧師の娘を救うため、一行が戦う旅立ちの回
第2巻 温泉の国 美人姉妹の宿で、八戒が恋に落ちる
第3巻 夢の国 どんな夢もかなう寺に、悟空だけが不審を抱く
第4巻 砂の国 激辛料理店と、水をせき止める井戸の妖怪
第5巻 子供の国 町に大人がいない
第6巻 森の国 姫の救出を頼まれる。劇場版はこの後の出来事
第7巻 幽霊の国 王妃の幽霊に頼まれ、悟空が思わぬ姿に
第8巻 時の国 時を操る妖怪・紅孩児と、過去への旅
第9巻 花の国 混世魔王の存在が物語の縦軸に絡む
第10巻 滅法国 凛凛の正体が明らかになる
最終巻 天竺 ついに目的地へ

ゲストや制作陣は スタッフ・制作陣 に、放送日の流れは 年表 にまとめています。

縦の筋:三蔵の過去と凛凛の正体

1話完結に見えて、実は大きな流れがありました。三蔵の母を殺したのが混世魔王だったことが第9巻あたりで明かされ、妖怪を憎む気持ちと向き合う場面が出てきます。続く第10巻では、凛凛が妖怪の国の女王・羅刹女の娘(人間と妖怪の混血)だと分かります。

羅刹女の立ち位置は、物語が進むにつれて揺れていきます。

最終回について

最終巻のあらすじ冒頭は、妖怪は天竺に入れないと知りながら、一行が三蔵を送り届ける道を選ぶところから始まります。そのうえで、確認できている結末は次のとおりです。

⚠ 最終回の展開を開く(ネタバレ)

天竺に到達し、日本の西遊記ドラマとして初めて経典を手に入れる描写まで描かれたと、Wikipedia は記しています。クライマックスは、権力の座にしがみつく老僧に対して、自分の足で旅をした三蔵こそ立派だと一行が啖呵を切る場面です。初代悟空の堺正章がお釈迦様として登場し、新旧の悟空が共演しました。

個人ブログ(あずスタ)によると、釈迦から教えを授かって悟空の緊箍児が外れ、旅は終わります。しかしその直後に釈迦が何者かにさらわれ、悟空は再び緊箍児をつけて新たな旅へ出る、という「ふりだしに戻る」終わり方だったそうです。ブログ1件の記述によるものです。

憎んでもいいんだよ

三蔵が母の件で揺れたとき、悟空がかけた言葉を覚えている人もいるでしょう。母を殺されて何も感じないほうがおかしい、という趣旨の言葉です。乱暴な口ぶりの悟空が、いちばん優しかった場面でした。

もう一度見たくなったら、見る方法 を確認してみてください。

よくある質問

西遊記2006はどんな話ですか?

三蔵法師が経典を求めて天竺を目指し、悟空・悟浄・八戒が供をする旅の物語です。国ごとに事件が起き、一行が悪い妖怪を退治する1話完結の形式です。

西遊記2006の最終回はどうなりますか?

一行は天竺に到達します。細かい展開は個人ブログの記述が中心で、一次資料での確認が取れていないため、ネタバレ欄で「ブログによると」と断って紹介しています。

西遊記2006の各話は1話完結ですか?

はい、基本は1話完結です。ただし三蔵の過去や凛凛の正体といった縦の筋があり、第9巻あたりから大きく動きます。

参考にした情報