2002年 GC・Xbox

ブラッディロア extreme(GC・Xbox)|獣人王国の大会

ゲームキューブに現れた番外編。血は火花に変わり、超獣化は誰でも使いやすくなりました。

なつかしさ ★★★☆☆

この記事の要点

  • 『ブラッディロア extreme』のGC版は2002年4月下旬の発売(資料により25日と27日に分かれる)。Xbox版は2003年7月17日で、ハドソン唯一のXboxソフト
  • ハドソン初のゲームキューブソフトで、価格はどちらも6,800円(税別)。北米のGC版は『Primal Fury』の名前で出た
  • 舞台は獣人王国の格闘トーナメント。血の表現が廃止され、黄色い火花に置き換えられた
  • 超獣化のリスクが大幅に減り、ゲージが無くても体力と引き換えに発動できる。コマンド投げも加わった
  • 漫画『ザ・ファング』の主人公ファングが隠しキャラで参戦。ただし北米のGC版には登場しない

ゲームキューブで、獣人たちが帰ってきた

紫のキューブ型本体に、ブラッディロア。当時、そんな組み合わせにわくわくした人もいたでしょう。『extreme』は、ハドソンにとって初のゲームキューブソフトです。のちにXbox版も出て、この一本がハドソン唯一のXboxソフトになりました。

友達風

コントローラーが違うと、獣化の押し心地も変わるよね。

extremeの基本データ

項目 内容
GC版 2002年4月下旬(25日または27日)、6,800円(税別)
Xbox版 2003年7月17日、7,140円(税込)
海外名 北米GCは『Primal Fury』、Xboxは『Extreme』
開発 エイティング。Xbox版の移植はKonami Software Shanghai

GC版の発売日は、メーカーの資料でも25日と27日に分かれています。そのため「4月下旬」と覚えておくのが無難です。Xbox版では、オープニングがアニメからCGムービーに変わりました。

『3』から何が変わったのか

開発は『3』が終わった直後に始まりました。GCへの移行は、照明やシェーディングの性能が理由だったと言われています。コントローラーに合わせて操作を最適化し、同時押しが不要になるよう一部の技が変更されました。

大きな変更は次のとおりです。

  • 血の噴出がなくなり、黄色い火花の表現になった(シリーズ唯一)
  • 超獣化のリスクがほぼ無くなり、ゲージが無くても体力と引き換えに発動できる
  • 獣化も何度でも可能になった
  • コマンド投げが加わった
  • キャラごとの固有アビリティがある

戦闘開始時は体力が満タンで、獣化ゲージは攻撃や被弾で溜まります。獣化中は受けたダメージの一部を回復できます。超獣化中はタイマーが止まり、ビーストドライブを使っても人間に戻らない、とされます。劣勢の切り返しにも、有利な押し込みにも使える設計でした。

獣人王国と新キャラたち

舞台は、獣人王国で開かれる公式の格闘トーナメントです。賞金目当て、国の招待、乱入など、集まる理由はさまざまです。

新キャラ 獣種 ひとこと
クロノス ペンギン(超獣化でフェニックス) 王位継承者。礼儀正しく穏やか
ガネーシャ ゾウ 国王の側近でクロノスの守役。投げ中心
ファング オオカミ 漫画『ザ・ファング』の主人公。隠し

使用キャラは17人とされています。ガネーシャは、獣化後は鼻で遠くの相手も投げられる、というクセの強いキャラでした。

⚠ 王国の物語と結末まわり

クロノスは自分の出自を知るために出場します。マーベルは、幼馴染のクロノスが生きていると聞いて参戦しました。スタンは王国の研究員に蘇生され、量産獣人計画に使われますが、記憶を取り戻して反旗を翻します。ラスボスはクロノスで、超獣化するとフェニックスの姿になります。キャラごとにエンディングが分かれるため、全員分の結末は一つにまとまりません。

ファング参戦と、隠し要素の長い道のり

日本版では、ファングとウラヌスが隠しキャラです。ファングの出し方には「全キャラでアーケードをクリアしたあとで」などの説がありますが、条件は資料によって異なります。北米のGC版にはファングはいません。

クリア回数を積み上げて解放していく要素が多いのも特徴です。海外版の資料には、ガネーシャやクロノスの解放や、ステージ、各種オプションが回数ごとに用意されているという記述があります。最大で16回前後のクリアが必要という話もあり、日本版でも同じ条件とは限りません。

評価と、番外編ならではの空気

ファミ通クロスレビューはGC版が32/40、MetacriticはGCが75、Xboxが61とされます。IGNは獣化ゲージについて「変身するか留まるかを見極める、注意深い舞踊」といった趣旨で評価しました。一方で、サウンドの印象や単調さへの批判もあります。ja Wikipediaでは、バランスより遊びやすさと派手さを重視した作り、と整理されています。

物語の空気も、前作までとは少し違います。外伝的な作りだと受け取られました。

GCコントローラーで獣化ボタンを探した

ボタン配置が独特で、最初は押し間違えた人もいたのではないでしょうか。

クリア回数が足りない

隠し要素を出すために何周もした人は、あのやり込みを覚えているはずです。前作は ブラッディロア3のページ 、次作は ブラッディロア4のページ にあります。

よくある質問

ブラッディロア extremeの発売日はいつですか?

GC版は2002年4月下旬で、25日とする資料と27日とする資料に分かれます。Xbox版は2003年7月17日です。

extremeは、シリーズの何作目ですか?

日本向けには、1・2・3・extreme・4の5作と数えるのが分かりやすいです。英語圏では、このextremeを4作目と数えます。

ファングはどんなキャラですか?

漫画『ブラッディロア ザ・ファング』の主人公で、ジャーナリストです。満月の夜に獣化します。日本版では隠しキャラで、北米のGC版には不在です。

参考にした情報