第4〜7巻
第4〜7巻|「だって〜」から「7ばんめ」まで
全14巻で最も薄い1冊が出て、値段の表示が変わる。1996年から97年は、書誌を見るとおもしろい時期です。
このページの要点
- 第4巻『だって~ハニ太郎です。』は1996年4月刊で143ページ。全14巻のなかで最もページ数が少ない
- 第5巻『こりゃまたハニ太郎です。』は1996年9月刊、151ページ、580円(税込)、K-21
- 第6巻『うぷぷぷハニ太郎です。』は1996年12月刊で、価格が618円(税込)に変わった最初の巻
- 第7巻『7ばんめのハニ太郎です。』は1997年3月刊、147ページ、618円(税込)、K-23
- ブクログの平均評価は第4巻が4.00(8人)、第5巻と第7巻が3.67
「だって〜」の波線が気になった
第4巻の題名は「だって~ハニ太郎です。」。波線がつくと、言い訳をするときの伸ばした声が聞こえてきます。「だって」と言われると、なんでも許される気がしてくるから不思議です。
だって、ハニ太郎だもん
1996年から97年にかけての4冊を、書誌の面から見ていきます。
4冊の書誌
| 巻 | 題名 | 刊行 | ページ | 価格 | 番号 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | だって~ハニ太郎です。 | 1996年4月 | 143 | 580円(税込) | K-20 |
| 5 | こりゃまたハニ太郎です。 | 1996年9月 | 151 | 580円(税込) | K-21 |
| 6 | うぷぷぷハニ太郎です。 | 1996年12月 | 151 | 618円(税込) | K-22 |
| 7 | 7ばんめのハニ太郎です。 | 1997年3月 | 147 | 618円(税込) | K-23 |
ISBN-10は順に 4-591-04963-9、4-591-05160-9、4-591-05215-X、4-591-05374-1 です。
第3巻(1995年10月)から第4巻までは約6か月と、シリーズ中でも空いた期間です。その後は第5巻から第7巻まで、およそ3か月おきに出ています。
薄い1冊と、値段の変わり目
第4巻の143ページは、全14巻のなかで最少です。最も厚い第13・14巻(163ページ)と比べると、20ページの差。手に持った感じがほんの少し違ったかもしれません。
値段は、第5巻までが580円(税込)でした。第6巻で618円(税込)に変わり、第7巻まで続きます。消費税の率が変わった頃と近い時期ですが、変更の理由は資料からは分かりません。第8巻以降は600円の表記になります。
数字入りの題名と、残る読者の声
「7ばんめの」は、第3巻の「3ばんめの」と同じ型です。巻数を題名に入れる遊びは、第10巻の「10コ入り」にも続いていきます。国立国会図書館の書誌では、第7巻が「ポプラ社文庫 学校の怪談」の表記の最後の巻で、第8巻からは「学校の怪談文庫」の表記に変わります。
読者の評価はごく少数ですが、ブクログでは平均が第4巻4.00(8人)、第5巻3.67(7人)、第7巻3.67(6人)。読書メーターの第6巻は登録2件です。人数が少ないので統計的な評価とは言えず、「知る人ぞ知る」規模を示す数字として見るのが妥当でしょう。
第7巻のページには、小学4年生のころ図書館で借りまくった、と懐かしむ感想が寄せられています。同じ読み方をした人が多かったのではないでしょうか。
アニメが始まる前の、静かな時期
この4冊が出た時期は、テレビアニメ版の放送(1997年秋)より前です。まだアニメになる前のハニ太郎が、半年ほど後にはニュース番組の合間に登場することになります。アニメ版はアニメのページで紹介しています。
「あの頃は本でだけ会えた」という感覚を覚えている人もいるかもしれません。全体の流れは全14巻ガイドから、続きは第8〜11巻へ。
よくある質問
ハニ太郎です。でいちばん薄い巻はどれですか?
第4巻『だって~ハニ太郎です。』で、143ページです。全14巻は143〜163ページの範囲に収まっています。
値段が上がったのは何巻からですか?
第6巻『うぷぷぷハニ太郎です。』から618円(税込)の表示になりました。第1〜5巻は580円(税込)です。
第7巻の題名「7ばんめの」はどういう意味ですか?
巻数の7を題名に入れたものです。第3巻の「3ばんめの」、第10巻の「10コ入り」と同じ、数字を使った題名のシリーズです。