ハニ太郎の小ネタ|ピンキー前嶋と映画の埴輪
友達に「それ知ってた?」と言いたくなる、作品まわりの小さな話を集めました。
このページの要点
- 作者の前嶋昭人が「ピンキー前嶋」として作中にたびたび登場し、怪しげな本を出している設定がある
- 1995年の東宝映画『学校の怪談』に、ハニ太郎に由来するとされる埴輪の像が登場する
- 巻のタイトルは「3ばんめの」「7ばんめの」「10コ入り」「ぼよよん」など言葉遊びになっている
- ハニ太郎は饅頭が苦手で、寒いのも嫌いという設定がある
作者が作中にしれっといる
読み返していて「あれ、この人誰だっけ」と思った場面はないでしょうか。作者の前嶋昭人は、作中に時折「ピンキー前嶋」として顔を出します。しかも、『クネクネヨガ道場』『悪霊も話せばわかる!!』といった、怪しげな本を出している設定です。
作者が自分をネタにしてしまう。ギャグ漫画らしい遊び心です。作者本人のことは前嶋昭人のページにまとめています。
どうも。怪しい本を書いている者です
映画『学校の怪談』にゲスト出演した埴輪
1995年7月8日公開の東宝映画『学校の怪談』(平山秀幸監督)には、ハニ太郎に由来するとされる埴輪の像が登場します。映画の記述によると、旧校舎の裏に置かれていて、その「不思議な力」が悪を封じる、という筋の鍵になる小道具です。冒頭では少年のボールが当たって、胴体と頭が割れてしまいます。
デザインのモチーフは、埼玉県熊谷市の野原古墳から出土した男子の「踊る」埴輪だそうです。小道具は、内部に電球を入れた白い FRP 製の模型だったと、DVD-BOX の特典で語られているとされています。
なお、映画の埴輪は動かない普通の埴輪の扱いで、書籍のハニ太郎とは別のキャラクターだという注記も添えられています。本のほうは何でも食べる、生きた埴輪です。映画と本の関係は学校の怪談ブームの話もあわせてどうぞ。
巻名がすでにギャグ
全14巻のタイトルは、すべて「〜ハニ太郎です。」で終わります。そして、巻が進むごとに言葉遊びが増えていきます。
- 第2巻「やっぱりハニ太郎です。」
- 第3巻「3ばんめのハニ太郎です。」、第7巻「7ばんめのハニ太郎です。」
- 第8巻「カレー味ハニ太郎です。」
- 第10巻「10コ入りハニ太郎です。」
- 第11巻「ぼよよんハニ太郎です。」
- 第14巻「人類滅亡までハニ太郎です。」
全巻の並びは全14巻ガイドで見られます。背表紙が並んだところを想像するだけで、にやりとしてしまいます。
ハニ太郎の設定メモ
Wikipediaに書かれている、ハニ太郎まわりの設定をいくつか紹介します。
- 苦手なものは饅頭。異常なほど怖がる
- 寒いのが嫌いで、「冬が来なければいい」と思っている
- ガールフレンドのミキちゃんが大好き
- 家業を継ぐのが嫌で、ハニタリン王国から家出してきた
- 妹ハニ子の本名は「ペンジャミン・サティ・ドット・ハニョリーヌ」
中田ゴロー先生がジェリーちゃんという美少女人形のマニアで、持っている人形は257体、という設定もあります。キャラクターごとの紹介はハニ太郎のページにあります。
「それ知ってた」は誰かに話したくなる
作者が出ていたの、覚えてる?
ピンキー前嶋の登場に気づいていた人、映画の埴輪に「あ、ハニ太郎だ」と反応した人。当時の読者の中には、こういう小さな発見を、友達に教えてあげた人もいたのではないでしょうか。今回は気づかなかった、という人も、次に読み返すときの宝探しにしてみてください。
よくある質問
ハニ太郎です。に作者本人は登場しますか?
登場します。作中に時折「ピンキー前嶋」として現れ、『クネクネヨガ道場』『悪霊も話せばわかる!!』といった怪しげな本を出している設定です。
ハニ太郎の苦手なものは何ですか?
饅頭です。異常なほどの恐怖感を持つ設定とされています。寒いのも嫌いで、冬が来なければいいと思っているという設定もあります。