登場人物
勇者のくせになまいきだ キャラクター|魔王・ムスメ・破壊神
主役は見えないツルハシ。依頼主は戦えない魔王。変なチームの顔ぶれを紹介します。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- プレイヤーの分身「破壊神」は姿が見えず、ツルハシだけが画面に映る。魔王に呼ばれてダンジョンを任される
- 魔王は世界征服をたくらむ依頼主で、破壊神を呼んだ反動で魔力を使い果たし、戦えない。連れ去られるとゲームオーバー
- ムスメは魔王の娘で、or2から本格的に登場。ぶっきらぼうで、破壊神を「ツルハシ」と呼ぶ。:3Dでは操作もできる
- 勇者のしょうたは初代で3回登場し、or2のダウンロードストーリーでは主役になる
- V!Rでは魔王の声を関智一さん、ムスメの声を小清水亜美さんが担当している
顔が見えない主役と、戦えない依頼主
メインキャラクターのうち、プレイヤーの分身は画面にほとんど出てきません。映るのはツルハシだけです。依頼主の魔王は魔王で、頼りになりそうでならない。
そんな変なチームを、改めて並べてみましょう。
ツルハシ、ぼさっとしてないで掘りなさいよ。
破壊神:見えないのに、いちばん働く
プレイヤーの分身が「破壊神」です。魔王に呼び出され、ダンジョンを掘り、魔物を育てます。姿はなく、操作する手元に見えるのは一本のツルハシだけ。そのため、ムスメは破壊神を「ツルハシ」と呼びます。
ツルハシは、ただの道具ではなく、ゲームの個性でもあります。
- 初代・or2: 標準のツルハシで、地震を起こす「ダンジョンクエイク」が使える
- :3D: ツルハシが10種類に増え、それぞれ別のスキルを持つ
- V!R: 従来のツルハシはなく、神コンのスキルに変わった
よく「魔王を操作するゲーム」と言われますが、魔王を動かすわけではありません。ここは、当時の友達との会話でも、よく訂正し合ったところです。
:3Dで個性が出たツルハシたち
:3Dでは、ツルハシにそれぞれ名前とスキルがつきました。標準の「ザ・ツルハシ」は勇者の置物を壊すダンジョンクエイク、「ミズノ・ツルハシ」は水源をつくるハイドロライド、「トゥルハシ」は周りを眠らせるトゥルースリープ、といった具合です。
ほとんどは、勇者が持つ「ドラゴンオーブ」を集めて解放します。ひとつの道具に、ここまで愛着が湧くゲームも珍しいかもしれません。
魔王:世界征服をたくらむ、頼りない大物
依頼主の魔王は、破壊神を呼び出した反動で魔力を使い果たしています。戦いに巻き込まれても倒れませんが、戦えません。ゲーム中は、破壊神への助言役であり、守るべき対象です。勇者に連れ去られたらゲームオーバーなので、将棋の王将のような存在とも言えます。
プレイヤーのほうは、魔王をあえて囮にして、勇者の魔法を引きつける作戦を使うこともありました。そして、魔王はニジリゴケの一途さに癒される、という設定がありました。V!Rでは、関智一さんの声がつき、毒舌ながら進め方を教えてくれる親切な人物として描かれます。
ムスメ:ツンデレ代表、or2から本格登場
魔王の娘のムスメは、or2から本格的に登場します。自己中心的でぶっきらぼうで、破壊神を「ツルハシ」と呼ぶ、というのが基本の姿です。制作側は「根は優しい」と見ている、とされます。
出番の広がりは、こう変わりました。
| 作品 | ムスメの立ち位置 |
|---|---|
| 初代 | 存在が語られるのみ |
| or2 | 登場。ダウンロードストーリー『魔王のいない日』では留守番を務める |
| :3D | ファミリーダンジョンで、ムスメ軍として操作できる |
| V!R | 3Dモデルになり、声は小清水亜美さん |
or2では、ムスメとの対決ステージでは、伝説の勇者並みの強さを見せた、と語られています。:3Dでは、山の裏の城に、ムスメが勝手に名前をつけたという話もありました。
勇者たち:敵なのに、顔なじみ
勇者は全員が敵ですが、シリーズを追うと何人もの顔を覚えます。
- しょうた: 初代のステージ1・3・7に登場。or2のダウンロードストーリーでは15歳の主役になり、母親もいる
- ハシーム: 回復魔法と炎魔法を使う。先に倒すのが定石
- ロベルト: 初代ステージ5の勇者で、物理防御がとても高いとされる
- サトル・エリカ: :3Dの中心人物。サトルが勇者、エリカが僧侶
名前の多くはパロディで、「ああああ」のような名前入力の初期値ネタもあります。勇者の詳しい出番は ストーリー で触れています。
魔王の家族の話
魔王には、妹がいるという話が初代の裏ストーリーで出てきます。娘はチャレンジの中で言及され、父もいるらしい、という声もあります。どこまでが冗談なのかははっきりしないのも、このシリーズらしいところです。
海外では、魔王の名前も変わった
海外版では、魔王は「Badman」という名前で知られています。初代の北米版は、最初は別の題名で出たものの、ある有名なヒーローとの混同を避けるために改題された、と言われています。
海外版の題名は、初代が『What Did I Do to Deserve This, My Lord?』、:3Dが『No Heroes Allowed!』です。英語の遊び心のある題名を見比べるのも、シリーズの楽しみ方のひとつです。
ムスメの一言で、気持ちが変わった
「ツルハシ」と呼ばれて
or2で初めてムスメを見たとき、ぶっきらぼうな態度に驚いた人は多かったはずです。それなのに、気づくと留守番のエピソードで、ほっこりしている。
そんなふうに、キャラクターに感情移入しすぎたのが、ゆうなま体験でした。仕組みは 基本システム で、ほかの作品での活躍は 作品ガイド でどうぞ。
よくある質問
勇者のくせになまいきだの主人公は魔王ですか?
違います。プレイヤーは魔王に呼ばれた「破壊神」で、姿は見えず、画面にはツルハシだけが映ります。魔王は依頼主であり、助言役です。
勇者のくせになまいきだのムスメとはどんな人物ですか?
魔王の娘で、or2から本格的に登場します。自己中心的でぶっきらぼうですが、制作側は根は優しいと見ています。:3Dではムスメ軍として操作する場面があります。
勇者のくせになまいきだの魔王の声優は誰ですか?
V!Rで魔王の声を担当しているのは関智一さんです。ムスメの声は小清水亜美さんが担当しています。