ダンジョンの仕組み
勇者のくせになまいきだ 基本システム|掘る・養分・食物連鎖
掘る、育てる、間引く。ゆうなまの遊びの芯を、ひとつずつほどきます。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- 土を掘るには「堀パワー」を使い、尽きるとそれ以上掘れない。堀パワーは魔物の強化にも使う
- 土には「養分」と「魔分」が含まれ、掘ると含有量に応じた魔物が生まれる。養分の総量は一定で、勇者を倒すと増える
- 魔物はニジリゴケ、ガジガジムシ、トカゲおとこの順に食べる側へ進む食物連鎖を持ち、上位ばかり増やすと全体が崩れる
- 勇者は魔物と戦い、たいまつで回復しながら進み、魔王を縛って地上へ連れ去ろうとする
- or2で突然変異、:3Dで水棲の魔物とツルハシスキルが加わり、V!Rでは巣を置く遊びに変わった
掘った土から、ぽこっと魔物が出てきた日
最初の数分、土を掘ったら魔物がぽこっと出てきて、勝手に歩き出す。あの感動を覚えている人は多いのではないでしょうか。
それがだんだん、コケが壁にぶつかるまで直進する様子や、ガジガジムシがコケを食べる様子に見入ってしまう。ゆうなまは、そういう観察のゲームでもありました。
掘れ、破壊神。ただし掘りすぎるなよ。
掘る:堀パワーと土の種類
ダンジョンを広げるには「堀パワー」を使います。尽きるとそれ以上は掘れません。補充は、ステージをクリアしたときの残りや、軍の戦闘力、クリアタイムなどに応じて行われます。堀パワーは、ステージの合間に魔物をレベルアップさせるときにも使います。
土の種類は、初代ではこんな分類でした。
| 土 | 掘るとどうなるか |
|---|---|
| ただの土 | 何も出ない |
| 養分の土(Lv1〜3) | 養分系の魔物が生まれる |
| 魔分の土(Lv1〜3) | 魔分系の魔物が生まれる |
最初から大きく掘りすぎると、養分を吸う土が減って効率が落ちる、というのも定番の話でした。
養分と魔分:増やせるもの、増やせないもの
養分は、ダンジョンの土に最初から散らばっている成分です。総量は一定で、ファンの間では「養分保存の法則」と呼ばれていました。魔物が倒れると、周りの土に戻ります。周りに土がなければ消えてしまいます。そして、勇者を倒すと養分が増えます。
魔分は、初期状態ではほとんどありません。勇者が魔法や技を使ったり、倒れたりしたときに生まれます。つまり、勇者が攻めてくれないと手に入りません。ドラゴンのような上位の魔物には、これがたくさん要りました。
育てる:食物連鎖がゲームの心臓
魔物は、養分または魔分の土から生まれて、食べて、増えて、食べられます。初代の基本の連鎖は、次のとおりです。
| 系統 | 下から上への流れ |
|---|---|
| 養分系 | ニジリゴケ → ガジガジムシ(コケを食べる)→ トカゲおとこ(ムシを食べる) |
| 魔分系 | エレメント → リリス → ドラゴン |
| 特殊 | スケルトン、デーもんなど。勇者のしかばねや魔法陣から生まれる |
下のほうの魔物は弱くても、数がいないと上が飢えます。上ばかり増やすと、底が尽きて全体が崩れます。そこで、ツルハシで魔物をつついて数を減らす「間引き」が大事になりました。
魔物にレベルアップをさせたり、通路の形を変えたりして、勇者が通る道を設計する。そこにこのゲームの面白さがありました。
迎え撃つ:勇者の動き方
勇者は、魔物と出会うと戦います。数が多ければ攻撃魔法を使い、危うくなれば回復魔法を使い、たいまつを置いてその近くで体力を回復します。自分が入ったあとに掘られた通路には、基本的に入りません。
職業は、初代では剣士系・戦士系・魔道士系の3種類でした。最大3人のパーティで来て、分かれ道で別行動をとることもあります。あとの作品では、ハンターや錬金術師、僧侶、格闘家、シャーマンなどが増えます。
目的は魔王を倒すことではなく、縛って地上へ連れ去ることです。魔王が連れ去られると、その場でゲームオーバーになります。
作品ごとに増えた仕組み
| 作品 | 加わった主な要素 |
|---|---|
| 初代 | 養分・魔分、食物連鎖、朝昼夜の時間、勇者を編集して対戦するVS |
| or2 | 突然変異、観察用の「魔王のへや」、ダンジョンクエイク、勇者ラッシュ |
| :3D | 魔水と水棲の魔物、10種のツルハシスキル、2人対戦のファミリーダンジョン |
| V!R | 昼夜に分かれた育成と進軍、「巣」を置いて広げる領土 |
or2の突然変異は、絶滅しそうな魔物が、死に方に応じて別の姿に変わる仕組みです。:3Dでは、魔物のストレスがたまると変異するように変わりました。
なお、「:3D」の3Dは立体視のことではありません。メイン、まいにち、ファミリーという3つのダンジョンを指しています。
詳しくは 作品ガイド で、各作品ごとに触れています。
思わず見入った、あの瞬間
コケ地獄に気づいた日
コケを大量に増やして、勇者を迎え撃つ。通称「コケ地獄」を発見した人は、「これ、強すぎでは」と笑ったのではないでしょうか。魔王を囮にして魔法を引きつけるのも、知っている人の間では定番のやり方でした。
初代は途中セーブがなく、失敗するとやり直しだった、という話も思い出されます。操作はシンプルなのに、気づけば夜が明けていた。そんな思い出が、いまもこのシステムの奥に残っています。人物については 魔王・ムスメ・破壊神 もどうぞ。
よくある質問
勇者のくせになまいきだでは、どうやって魔物を増やしますか?
ツルハシで土を掘ります。養分や魔分を含む土を掘ると、含有量に応じた魔物が生まれます。魔物は食べて増える食物連鎖を持ち、数のバランスをとりながら育てます。
勇者のくせになまいきだの養分と魔分の違いは何ですか?
養分は最初から土に散らばっていて、総量が一定のものです。魔分は最初はほとんどなく、勇者が魔法を使ったり倒れたりしたときに生まれます。魔分は、ドラゴンのような強い魔物に必要になります。
勇者のくせになまいきだの魔物は掛け合わせで育てますか?
掛け合わせはありません。魔物は食物連鎖と養分・魔分で増減し、or2以降は条件がそろうと突然変異で姿が変わります。